新卒一級葬祭ディレクターのブログ

新卒で葬儀屋さんに入社した、アニメ好きな一級葬祭ディレクター

直葬

コロナ禍で選択する人は増加傾向でしょうか

今一度考えてみようと思います

 

元から一定の割合で選択されてましたが

色々な選択理由があります

 

 

①経済的理由

やり方によって変わりはしますが概ね

20〜30万くらいでしょうか

棺、骨壷一式、搬送費用、ドライアイスなどは

確定でかかります

+αで枕飾りや会館に安置するなら安置料

湯灌や仏衣などは希望に応じて

安くなる場合では10万代もありますが

大体はこのくらいの価格に収まります

なので費用を抑えるという観点から

選択する方が多いです

これを高いと言われたらちょっと・・

当然価値観は人それぞれなんですけどね

 

 

②宗教的理由

これもありがち

亡くなった方も送る方も信心深い人では無く

菩提寺とかもない場合

戒名にお布施に何十万とかかることに懐疑的で

ありがたみなど感じないって人も多いです

これに関しては賛否あるでしょうが、個人的にはこういうタイプです

実際に親を送るときにどうするかは怪しいですがスタンスとしては

あとは身内に寺を呼ばない葬儀なんて葬儀じゃない!と言われて故人の希望もなくなく寺を

葬儀屋さんに紹介してもらってということも

あります 意外にあるケースです

 

 

まぁ、しっかり意義とか意味とか理解して

その上での選択はしてほしいとは思います

意味ないと思っても弔いの中で、この通夜葬儀

という過程を経ることも大事ですから

これはまた別の記事で整理しましょうかね

 

 

③手間、煩わしさ

確かに手間はかからないです

②とも関わりますがそれを良いか悪いかは別の議論です

実際に直葬したが葬儀という感覚が薄くて

少し後悔したという方も居ました 少数ですが

あまり広く知らせないので後から知って

なんで教えてくれなかったと言われるパターン

個人的には送る側が決めるんだからうるさいこと言わないの と思いますが

ただそういう事態に陥る可能性の考慮は必要

かとは思います

 

 

複合的に考慮して決めていただければ

価値観は様々ですから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葬儀屋さんのイベント

昨日と今日は葬儀会館のイベントです

 

普段はご葬儀をしているところではありますが

今日はキッズスペースや写真撮影、物産展など

楽しい催しが多くありました

 

 

ご葬儀で来るってなかなかないですが、こんな機会でもなければ会館を見ることもないって

方も多いですからね

すごく喜んでくれてよかったです

 

 

とはいえ、コロナの影響でお越しになってない

方も多いです これは仕方ないです

最近また増えてきてるようですから

 

 

そもそも葬儀屋さんのイベントって難しいです

各社さんも内覧会や相談会、抽選会など

多くの催し物がされています

全く関係ない、プリザーブドフラワーの教室だったりワークショップだったり多岐に渡ります

 

まぁ当社もそうですが最大の目的は顧客の

囲い込みですよ

互助会とかなら互助会員になってもらったり

そうでなくても会員になったり

 

 

そんなことで会員を増やして施行件数を増やしていくのです

 

 

個人的に、最終判断基準は人だと思うので

対応した人が良ければ、加入しちゃうって

ことも多々あります

これって考えてなくて悪いように見えて実は

そんなこともなくてですね

 

やっぱり安心して頼めるってことが第一の人も居ますからね

そういう側面では安心感てプライスレスな価値を感じてくれる方はありがたい

 

我々もそうした方々に報いるべく

日々誠心誠意努めていかねばなりません

 

だから頼むよ会社よ・・・

 

でも、こんなことでもないと考えないのも事実

でそれきっかけで葬儀のことを考えて加入というケースは珍しくはないです

 

 

業務委託契約

互助会系で業界最大手のB社さんが社員は

32人でその他何千人という従業員は業務委託契約をした個人事業主っていう話

だいぶ前ですが話題になりましたよね

 

最近は各業界で同様の話が話題になったりも

しています

 

 

私のところはそんなことないですが

 

 

施行件数はおそらくトップでしょう

それでこの体制とはすごいですね

私は経営のことは詳しくわからないですが

現場のスタッフを思うと大変だなと

思ってしまいます

 

医療費や保険なども自己負担となると

相当キツイでしょう

 

現場の人やる気どうなってんでしょう?

通常は不満が噴出しそうなもんですけど

意外と貰っているのでしょうか?

一部もらってて一部地獄みたいな

文句言う前に辞めるんですかね?

 

 

当社にもB社さんからの転職は多いですけど

天国なようで

 

なんかペナルティとかもあるようです

加入したお客さんが解約したらペナルティ

きっつ・・・

 

あんまり全葬連と全互協で対立するのってどうなん?て感じです

 

葬儀って未だに不透明ですから会社の体質ともなるとさらにさらに不透明なんでしょう

 

やっぱり消費者も強くならないと

知識武装は大事です

そういう案内をしてしまいます

 

自社にとってはうちでやって!

と言うべきだとはわかります

けど葬祭業に携わるものの矜持として

サービス業としてお客様に何が利益になるかは

考え続けたいわけです

たくさん見た中でうちを選んでもらえるよう努力、競争すべきです

 

 

 

 

映画 ヴァイオレットエバーガーデン

今更ながら結論 素晴らしくよかった

 

TVアニメから入り原作読了 と言う流れですが

アニメとはだいぶ展開や心理描写、性格が異なるのでそこは好みだと思いますが私は原作派

 

ですがかなり良くできてると言うのが感想です

 

以下、ネタバレ有り

 

 

 

そもそも、どこまで原作未読者やTV未視聴者に

分かるようにするかとかで揉めてるのも見たことがあるんですがそんなことは作り手がどう思って作るかに終始するのでここでは論外としておきましょう

 

良かった点

・月並みですが背景はヤヴァイ

 一切手抜きがないと素人でもわかる

 3Dと2Dの組合せというのでしょうか

 素晴らしく綺麗でした

 

・回想というスタート 過去と現在という視点

 これは私みたいなアニメで泣いた涙腺弱い

 人類はこの時点で泣いてませんか?

 個人的には好きでしたが否定派の意見も

 わかりますので後述

 

・わかりやすいヴァイオレットちゃん

 表情とか言葉とか 監督の性質とでも

 いいますか クドいかもですが個人的には有

 

・ホッジンズ

 代わりにキレてくれてありがとう

 

批判的な点

個人的には批判点てないですけど、批判してる人の意見もよくわかるってことです

 

・展開の間延び感

 確かに過去と現在の2視点で行ったり来たりは

 そう感じる人もいるかも 個人差かと

 

・愛してるって言わないヴァイオレットちゃん

 これは原作派としては感じはしましたが

 監督さんが言ってたかと思いますが少佐への

 手紙で読まれていない一文があるとのこと

 そりゃ愛してるでしょう 

 それでも言ってよ!とは思っちゃいました

 

・少佐の追いかけるシーン

 ここは全くその通りです笑笑

 ヴァイオレットちゃんはもう帰る船に乗って

 もうだいぶ離れてる

 いや遠すぎやん!と思いました 無理あるよ

 船から飛び降りて泳いでって

 ギリ間に合うところでやれば良かったのでは

 とはいえ泣けましたけど泣かされたという

 意見もわかる

 

 

とにかく全体では良かったです

大佐と少佐との兄弟間の想いと傷舐め合いになるという表現とか

想いを伝える少年の件、想いを伝えることの大切さを感じ手紙を書くヴァイオレットちゃん

 

愛してる の意味ですが・・

ここは解釈分かれるところかもしれません

男女の愛なのか、親愛なのか

 

年齢差は気になる人は気になってたしかに

冷めるって人もいるかもしれません

個人的には男女の愛で見てましたが・・

確かに女性として惹かれていくにはポイント

足りない気もしますね

いわゆる女の子らしくなってからは会ってないわけですから

 

そう言われるとこのタイミングでは親愛

共に過ごして行って・・みたいな解釈もまぁ

なくはない

 

 

とはいえヴァイオレットちゃんにとっての

愛してる が分かってよかった

伝えられてよかった

保護者的な視点で見てしまいます

 

作品としてどうライドするかですが

親心か兄か、はたまたヴァイオレットちゃんに

ライドするか

ある種精神的に辛い経験がある人はバチッと

ヴァイオレットちゃんにハマる気はしますが

そういう意味で想いを伝える言語化するというのは現代日本人に刺さってきますよね 

 

 

辛いことがあった京都アニメーションですが

私も少なくない機会支えられましたし、それによって友人だってできた

それを乗り越えてこの作品を世に出してくれた

京アニ、作者はじめクリエイターのみなさまに

心よりの感謝を伝えたいです

 

スタッフロールでは本当に感動と感謝でした

ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

喪服

ご遺族の喪服として着物着るって方もまぁ

見なくなりました

 

着るのは大変、動くのは大変、脱ぐのは大変

っていうお声が多いでしょうか

一応うちもレンタルとかはしてるんですが

注文は少ないですよ

 

 

先日の社葬で社長が亡くなった時などは

喪主の奥様がお召しになる程度

後は規模に比例してって感じが個人的な

感想です

 

今は皆さんお洋服が多いです

それで失礼とかいう次元の話ではもう

なくなった時代ということでしょうか

 

 

たまに喪服としての着物をリサイクルショップとかで見かけますけどめっちゃ安いですよね

アレって買う人少ないと思いますけど買うとなったらけっこういいお値段

 

まぁ需要は無いですからね・・・

ちょっと寂しい

 

 

 

 

焼香の作法がなってない!?

これですね

よく言われる話ではあります、現場でも

 

お焼香って何回したらいいんですか?

葬儀屋さんあるあるかと

 

ぶっちゃけた話でしたら何回でもいいです

なくなった方への弔意の思いがこもってたら

この回答は葬儀屋さんならみんな似たような結論になるんではないでしょうか

 

 

いやそりゃ、おしいただくとか

1回だ3回だなんてのは宗派によって大まかにはありますけど、聞いたお寺によって違うなんてこともあったりします

 

そもそも出来なかったらなんだって話です

すみません、で済む話だしそもそも謝るとかの話でもない

そのレベルってことです

 

作法も知らないで葬儀に行くなんて!

って言うのはマナー講師の方々くらいです

 

いや、その方々のお仕事を否定するつもりはありませんが

悪くいうとデタラメなこともあるし、現場では

そんなこと全くないよみたいなことも多いですからね

おそらく、宗教などの知識ないしは経験がおありではないのかもしれません

 

お焼香のマナーを知らないと困るなんてことは

実際にありません

マナー講師を自称する方々がクリエイトしてます

少なくとも葬儀屋さんはそんなこと言いません

 

無理に不安を煽るようなことをしていただきたくないです

現場で働く身としては

 

亡き方を想い、弔意が有れば

それこそ正しい焼香の仕方と言えるのでは

ないでしょうか

 

と個人的には思います

ほんととんでもマナークリエイターの皆様

お気をつけください

映画プリキュア 軽くネタバレ

朝一見てきました

平日ということもあって5人くらいしか居ませんでした

 

やっぱり大人も鑑賞に耐え得る強度でかつ子供が楽しめるというこのバランスはプリキュアさすがです

 

コロナの影響もあって公開はかなり遅れましたね

本編も数週間は放映止まってましたから関係各所の皆さま頑張っていただきありがとうございます

 

 

例にならって直近3シリーズが勢揃いするシリーズです

みんなと出会って、敵が出てきて実は同じ日がループしてる?って話でした

 

途中挫けそうな時も先輩が助ける

これぞ、プリキュア

 

何気ないお母さんの同窓会のセリフはなかなか後ろの展開のフリになっていておおっ!と思いました

キュアグレースのシリアスな「半ドン・・」はちょっと笑いそうでしたが

 

 

作画がちょこちょこ良くないところがありましたが、戦闘シーンはさすがプリキュア

ラスト10分のパーフェクトグレースみたいになってまさかのラスボスとタイマン

 

タイマンかい・・

 

 

そこの作画はかなり良かったです

全振りしたまでありますね

 

正拳突きで的な攻撃破るのはかっこよすぎて

東映マナーといったところでしょうか

 

なるほどね、ラスボスもなかなか悲しみを

背負っているというのはプリキュアよくある

パターン

 

最後は倒しながらも救いのある展開でラスト

良かったです

 

 

エンディングはみんなで踊ります

かわいい

 

エンディング後の特報

いわゆる単体映画ですね 普段なら秋にやってます

まさかのプリキュア5登場

いや、まぁ事前に情報は出てましたからね

本作内にもチラッとうららちゃん出てました

 

ファンの多いシリーズですから

楽しみです

 

 

あいも変わらずプリキュア

いい作品です